手首・指は、狭い範囲にいくつもの神経や筋肉が走行しているため、わずかな負荷でも痛みが生じやすいとされています。現代社会においては、キーボードやスマートフォンの操作で、手首や指にかかる負担が増える傾向にあります。

手首・指の痛みといっても、安静にしても痛い、動かすときに痛い、指の第1関節が痛い、指の付け根が痛いなど、症状は様々です。

手首や指に痛みが生じる原因は様々です。骨に異常があるものから、筋肉・腱に異常があるもの、神経に異常があるものなど様々な病気が知られています。骨に異常があるものとしては、骨折や骨折後の変形癒合が痛みの原因となります。筋肉・腱に異常が生じる病気は、腱と腱の通り道である腱鞘の摩擦によって炎症が起きる腱鞘炎が代表的です。手首を通る神経が周囲の組織によって圧迫される手根管症候群は、神経の異常とされています。

このように痛みの原因は様々ですが、このうち筋肉・腱と神経に異常が生じる病気は、日常生活の中での動作や習慣の積み重ねによって引き起こされることがあります。言い換えれば、日頃のケアによって防げる可能性があるということです。

手首・指の痛みを放置すると？

手首や指は、無意識にとても複雑な動きをしています。グーやパーをするときは全ての指が同じように曲がったり伸びたりしていますが、チョキはどうでしょう。人差し指と中指は伸びているのに、残りの指は曲がっています。こういった複雑な動きの組み合わせが、細かく緻密な作業を可能にしているのです。

手首や指の痛みを放置してしまうと、痛みが悪化する可能性があることはもちろん、動きにも影響が出てしまうことがあります。箸を使ったり、財布から小銭を取り出したり。そんな何気ない動作を不自由なく行えるように、手首や指の痛みには早めに対処することが大切です。

当院では、手首や指の痛み、肩こりや腰痛など、身体に起こる様々な症状の緩和に対応しています。それぞれの悩みに対応するため、まずは丁寧なカウンセリングで症状や原因を探っていきます。

日々の習慣で生じた骨格の歪みや関節のずれを矯正していくことによって、様々な症状を和らげていきます。ひどい痛みに悩まされている方はもちろん、症状が軽いうちにでもご相談ください。いつまでも痛みのない生活を送るために、今から始めましょう。お待ちしています。

Q手首・指の痛みが出るものって何がありますか？

A:ドケルバン腱鞘炎、ヘバーデン結節、ばね指、ガングリオン、関節リウマチなどがあり、このうち使い過ぎや日常生活上で痛みが出やすいものは、ドケルバン腱鞘炎、ばね指、ヘバーデン結節などが挙げられます。
関節リウマチなどは使いすぎで発症するわけではなく、内分泌系や免疫異常などにより発症すると言われております。

Q手首・指の痛みが出る原因は何ですか？

A:先程上記した、ドケルバン腱鞘炎、ばね指、ヘバーデン結節の場合主な原因としては酷使してしまう事での発症です、パソコンやスマホを始め、ピアノやテニス、ゴルフなどでも発症し、料理人や美容師の方にも多いです。
また、妊娠、出産期の女性や更年期の女性ではエストロゲンと言う女性ホルモンの低下により腱の炎症が起きやすく、腱鞘炎や関節の変形が発症しやすいと言われております。

関節リウマチの原因は完全には解明されておりませんが免疫の異常によるものと考えられ、細菌やウイルスの感染、過労やストレス、喫煙、出産やけがなどをきっかけに発症することもあります。関節リウマチ発症のしやすさに遺伝的な要因があるのは確かのようですが、発症に関する要因の大部分は、感染症や喫煙などの環境要因なのです。

Q整骨院ではどんな施術をするんですか？

A:痛みには当院で取り扱っている特殊電気やテーピングなどで炎症を抑え、使いすぎによる手首周囲の筋肉の緊張を取る事で症状を取り除きます。
また、根本的に治すには骨格や姿勢などの普段の状態から常に手首や指に負担がかかってしまってる場合もあります。
そのため当院では骨格や姿勢の調整も合わせて行う事で手首や指の痛みが起きないよう根本改善を行っていきます。