こんにちは！

あげお運動公園前鍼灸・整骨院/整体院 です。

最近は台風シーズンもあり気圧や気温の変動がかなり激しいですが、皆さんはいかがお過ごしでしょうか？

今回は、あげお運動公園前鍼灸・整骨院/整体院 の患者様でも多くいらっしゃる、『五十肩』について詳しくお話ししていこうと思います。

突然ですが、『五十肩は自然に治る。』
そう思ってる方はいらっしゃいませんか？

五十肩ってなに？

そもそも五十肩とはなんなのか？
五十肩もしくは四十肩という呼び名で皆さんに知られていますが、この２つに違いはなく全く同じものです。40代で起これば『四十肩』、50代で起これば『五十肩』と呼ぶ。ただそれだけの違いなのです。
しかし、この呼び名は病名として正式名称ではなく、正しくは『肩関節周囲炎』という名前です。
この『肩関節周囲炎』の発症の原因は未だに解明されていないと言われていますが、糖尿病の方や甲状腺機能亢進症、甲状腺機能低下症などの病気により発症の確率が上がったり、姿勢の悪さなどから関節の動きが悪くなり固まってしまい、それがきっかけとなり発症に至る可能性もあるとも考えられています。

どんな症状なの？

まず、この病態は３つの病期に分けられます。

１.『炎症期』
発症からおよそ2週間。関節の部分で炎症が起きていて、安静時の痛みや夜間の痛みや動作時の痛みを強く感じ、その結果、肩関節の可動域に制限が生じます。
特に結帯動作と言われる、背中側に手を回す動きが制限されるのが特徴的です。

２.『拘縮期』
炎症期が過ぎて、その後約半年ほどの拘縮期になります。炎症期に比べて肩の痛みは落ち着いてきますすが、拘縮と言われる関節の硬さが残っている状態です。まだ無理に動かすと痛みやつっぱり感を感じます。

３.『凍結期』または『回復期』
約半年から1年が過ぎた頃から肩の痛みはかなり落ち着き、肩関節の可動域も正常に近いレベルまで戻ってきます。

五十肩って治るの？

五十肩は治ります。
しかし、状態に応じた適切なケアをしていかないと関節の拘縮は残りっぱなしになってしまい、生活にも支障が残ります。ですので、放置していても『自然には五十肩は治らない』のです。
五十肩自体すぐに治るものではなく、長い人では完治するまでに2年ほどかかることもあります。ですから、根気強く地道なリハビリを続けていくことが完治するのに1番重要な事となります。

どんな治療をするの？

あげお運動公園前鍼灸・整骨院/整体院 では症状の根本がどこにあるのかを判断して、最も原因である部分に対してアプローチしていきます。
『炎症期』では痛みの出る動きは避け、安静を第一にして、『拘縮期』では固まってしまっている筋肉をほぐし、可能な範囲で関節の可動域の改善を図ります。そして『回復期』では積極的な運動療法を行い正常な可動域まで戻していきます。
しかし、施術でほぐしてある程度楽になっても、またすぐに戻ってしまい、痛い、動かすのが辛い。となってしまうのが現実です。
そうならない為にもご自身でのセルフケアを行う事もとても大切になってきます。

有効なケアとしては、

・患部を温める（お風呂に入る、ホッカイロを貼る）注※炎症期では炎症を促進させてしまうため温めてはいけない

・肩を可能な限り動かす（※1コッドマン体操、※2ストレッチ）

   ※1   基本的に拘縮期に行います。コッドマン体操とは、振り子運動とも呼ばれ、痛みのない側の手を机などについて支えつつ、痛みのある側の手で1キロほどのおもりを持ち、ぶら下げた状態で前後左右、時計回り、反時計回りに回す運動の事。

   ※2    痛みがほぼなくなった回復期に行います。図のような肩甲骨の動きをよくするようなストレッチをする事で肩の可動域を広げていきます。

そして何よりも最も重要なのが『姿勢の改善』です。歪んだ姿勢があるために筋肉の硬さは生まれてしまいます。ですので、あげお運動公園前鍼灸・整骨院/整体院 では痛みや辛さが戻らないために、『姿勢の改善』を測る根本治療であるゼロ整体（矯正）を施していきます。正しい身体の使い方をする事で、筋肉への負担を最低限まで減らす事ができ再発や怪我の防止に繋がります。

五十肩（肩関節周囲炎）でお悩みの方、その他お身体の症状でお困りな事がある方はお気軽にあげお運動公園前鍼灸・整骨院/整体院にご相談ください！！

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